ICXのウォレットICONexがなぜ新しい権限の追加を求めたきたか
ICXのウォレットICONexがなぜ新しい権限の追加を求めたきたか
5月も終わり、6月に。
もともと4月にリリース予定だったICONexのモバイル版は一体いつリリースされるのか。
今回はウェブ版ICONexが新しい権限を求めてきた件について、調べたことをまとめます。
新しい権限の追加が要求された
2018/5/24頃、ウェブ版ICONexに新しい権限が追加されました。
- アクセスしたウェブサイト上にある自分の全データの読み取りと変更
#icx のウォレットが。
— ごま$icx_$eth (@gomagoma778) 2018年5月25日
どういうことだ?
調べます。 pic.twitter.com/wOVMr0GbYX
単純に文面の通り受け取ると、安易に許可するのは怖い権限のように見える。
teleglamやtwitterでは「トークンスワップに向けた更新だー!!」などと言われていましたが、私は公式からの説明がでるまで許可せず放置と決めていました。
Chromeウェブストアのサポートに回答があった
公式からの回答をChromeウェブストアのサポートに見つけました。
かんたんにまとめると、
質問者A
なぜ新しい権限を求める?
ICONexは他ウェブサイトとやり取りしないんだから、「 アクセスしたウェブサイト上にある自分の全データの読み取りと変更 」を追加する理由はないよね?
質問者B(Aに続いて聞く感じで)
Dappsであれば、このような権限を求めるのは分かるけどなぁ。
ICONexはオープンソースでないから悪意あるコードが埋め込まれていないことを確認しようがないよ。
セキュティ監査会社の認定でも受けてれば安心できるんだけどな。
公式
ICONネットワークを利用するDappsがもうすぐリリースされ 、ICONexとやり取りするようになる。
だから、Metamaskのようにこの権限が必要なんだ。
Metamaskの求める権限
Metamaskのように権限が必要とのことなので、
Metamaskが求める権限を調べてみました。
以上の手順で確認した結果、Metamaskが求める権限は以下の通り。
- アクセスしたウェブサイト上にある自分の全データの読み取りと変更
- 連携するウェブサイトとの通信
- コピーして貼り付けるデータの修正
「Metamaskのように…」というのは本当でした。
感想
理由は分かったが、モバイルウォレットはどうなったのだ。